お盆イブ

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[風を感じ、ときを想う日記](807)8/13
お盆イブ

 都内に住む息子から、「今日は山の日の休日なので、実家の近くで子供のころの友達と飲むことにしている。ついては、夜遅くなるので実家に泊めてほしい」という連絡があった。さらには、残りの家族三人も翌日の昼前にはわが家に合流してくれるという。久しぶりに、賑やかな家族団らんになりそうだ。

 折良く、孫の一人は誕生日も近いというので、昼食とおやつは誕生日のお祝いも兼ねることになった。おばあちゃん特製の昼食に舌鼓を打った後、おやつまでの間お墓参りに出かけることにした。実は、お嫁さんの実家のお墓も同じ墓地内にあるので、みんなにとって大変好都合であった。

 この日は、夕方から町内の夏祭りが予定されていた。例によって、模擬店や盆踊り、それに花火大会も組み込まれていた。孫たちも含め、全員で出かけてはと思っていたが、それぞれに次の予定があるという。“ハッピーバースデートゥユー”が終わると、結局老夫婦二人だけが残された。

 ちょっぴり寂しくなった夕食を済ませると、町内の夏祭りに出かけてみた。小さな子供たちがたくさんいて、大変な賑わいを見せていた。里帰りの子供たちが多数含まれているのかもしれない。普段あまり見かけることのない子供たちだけに、いったいどこから湧いてきたのだろうとただただ驚くばかりである。

 かくして、稔り多い、賑やかなお盆イブとなった。