家族そろっての帰省

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[風を感じ、ときを想う日記](549)1/10
家族そろっての帰省

 お正月三が日の明けた4日に山口県に帰省した。母の三回忌に合わせるためだ。子供2人と孫1人も同行してくれた。昨年12月半ばに、1日4便の全日空・東京―岩国便が開設され、実家はぐんと近くなった。岩国基地の滑走路が、一部民間機に解放されたのだ。空港は「岩国錦帯橋空港」と命名された。

 空の便は飛躍的に便利になったが、そこから先実家までの列車とバスの便は以前の不便なままである。人数も多いことなのでレンタカーにしようと、あらかじめインターネットで申し込んでおいた。空港名にも冠せられた名所の錦帯橋はつい目と鼻の先、帰りに時間の余裕をみつけて寄るつもりである。

 今回は、母の法要のほか、仏壇の引っ越しも敢行した。仏壇は実家に置いたままになっていたが、やはり普段住んでいる場所に祀るのが筋だろうと考えたからだ。法要のあと、お坊さんに「御霊抜き」をしていただき、いまの住まいに向けて発送した。

 私たちの滞在中は、近隣にある3カ所の温泉を毎日梯子して歩いた。普段留守にしている実家のお風呂は古くなって寒いので子供たちが敬遠したためだ。おかげで、リーズナブルな料金で温泉気分を堪能できた。

 最後まで実家に残っていた私たち夫婦は、空港への帰途錦帯橋に立ち寄った。お天気に恵まれ絶好の名所観光となった。

写真 上:ふる里への架け橋
    下:錦帯橋