運転免許・高齢者講習

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](775)12/2
運転免許・高齢者講習

 近所の自動車学校で、運転免許更新の前提条件となる「講習予備検査・高齢者講習」を受けた。その内容は、講習予備検査(認知機能検査)、運転適性検査、視野適性検査、それに運転実技指導であった。

 もう三度目となるので、だいたいの要領はわかっていた。ただ、最近、高齢者の事故が頻発しているので、相当厳しくされるのではないかとそれなりの準備と覚悟だけはしていった。

 加齢とともに、適性は相当後退しているはずだが、結果はそれほど悪くはなかった。認知機能はちょうど80点、運転適性検査の総合判定は同年代との比較で「優れている」、30~59歳との比較でも「やや優れている」となっていた。そして両眼の視野角度は、157度と年齢のわりには広かった。しかし、とくにこの面では、若い人に比べて大きく劣っているようだ。

 結局、まだ大丈夫とのお墨付きはいただいたが、記憶力の点では大きく後退している。16種類の絵を見せられ、あとで何の絵だったか思い出せという問題に相当戸惑ってしまった。やはり能力の低下は覆い隠しようがない。

 アクセルとブレーキを踏み間違えた、などといういいわけにもならないような運転ミスはともかく、事故はいつでもつい身近にあるはずだ。やはり、自身のことをしっかりと自覚し、年齢相応の運転を心がけるべきである。