老人クラブのバスツアー

イメージ 1

イメージ 2

[風を感じ、ときを想う日記](774)11/24
老人クラブのバスツアー

 町内の老人クラブでは、近県の有名神社と名所を巡る初詣バスツアーを毎年行ってきた。今年の1月は、箱根神社三嶋大社を巡る予定だった。ところが、当日は大雪となったので、急遽中止し後日再チャレンジすることになった。

 その代わりとなったのが今回のバスツアーである。しかし、今回も週間天気予報ではあまり思わしくなかった。事実、前日も大雨で、当日もあまり芳しくないと予報されていた。しかし、心配された雨は出発直前に上がり、暖かい日差しがさんさんと降り注ぐ絶好の旅行日和となった。

 この日のルートは、中央道を山梨県勝沼に向かい、ワイン工場を見学したのち武田家ゆかりの恵林寺の前のレストランで「ほうとう」に舌鼓を打つ。昼食のあとは、柳沢峠を越えて東京都に入り、奥多摩湖を見物する。最後に、青梅の玉堂美術館で川合玉堂の名作を鑑賞して帰途につく予定であった。

 45名の善男善女を乗せたデラックスバスは、暖かく晴れ上がった我が町を9時前にスタートした。圏央道が完成したおかげで、勝沼までは1時間半とかからなかった。甲府盆地から奥多摩に向かう国道はさすがに厳しい峠越えとなったが、昼食後の居眠りにはむしろ心地よい揺れとなったようだ。

 町内では、自治会のツアーが秋に行われている。老人クラブのツアーを初詣に戻すか、時期を変えるか、これから真剣に議論されることになるだろう。

(写真)上:恵林寺の庭の紅葉、下:玉堂美術館の庭