平塚の七夕まつり

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[風を感じ、ときを想う日記](755)7/9
平塚の七夕まつり

 今年の七夕の夜には、うかつにも夜空を見上げるのを失念していたようだ。この日はよく晴れあがり、天の川も、そしてそれを挟んで向かい合う織姫と彦星もよく見られたはずだった。しかし、日が暮れてからというもの、テレビに夢中になって、七夕のことなどすっかり忘れてしまっていたのだ。

 昨日は、一転梅雨の曇り空に逆戻りし、星空とは無縁の空模様となった。一方、前日のうだるような暑さはどこかへ吹き飛ばされ、しのぎやすい一日となった。その点では、なにをするにも快適な気象条件だったといえる。

 そうだ、平塚の七夕見物に行こう。今年のそれは、土日に絡む7月の8日から10日までの3日間と聞いていた。その休日は大変な混雑が予想されるので、出かけるなら平日の金曜日が望ましいということになる。

 かくして、混雑のない、暑くもない、雨も降らない昨日の8日が最適だった。その午後3時ごろ平塚駅に降り立った。ここまで来ると、さすがに見物客でいっぱいだった。それでも、ピーク時に比べればだいぶ楽である。

 孫たちと来て以来、9年ぶりの七夕見物となった。相変わらずにぎやかに飾り付けられている。今年は、やはりオリンピック関連の装飾が多いようだ。しかし、なにか物足りなさを感じさせる。とくにどこがというわけではないが、とうとう最後までその印象を拭い去ることができなかった。