七月の風

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[風を感じ、ときを想う日記](521)7/12
七月の風

 私たちの町内には、ゆうゆうクラブという老人の会がある。そのメンバーに向けて、毎月初めに「ゆうゆう通信」というお知らせが配布される。会員の動向や行事の案内が中心で、いわばミニ機関紙といっていい。

 今年度から、そのイントロ部分を担当させてもらっている。そこに掲載される時候の挨拶は、いわば私の季節感を表現したものといっていい。もちろん、高齢者へのエールに一番の力点を置いていることはいうまでもない。

 配布が終わった後、少し間をおいてこの欄でも紹介させてもらうことにした。標題は「○○月の風」とする。5月から始めたので今回が3回目となる。

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 いま、まさに梅雨の真っただ中、何日も降り続くうっとうしい雨で、家の中まですっかり湿気に占領されてしまいました。カビは生え放題、食中毒のニュースもいまや日常の出来事になってしまったようです。

 せっかくの七夕なのに、彦星も織姫も雲のベールに包まれたまま、天の川に星屑の一つも見つけることはできません。それでも、梅雨の恵みが美味しいお米をつくりだし、カビが発酵食品の発展を支えてきたともいえるでしょう。

 梅雨の晴れ間をうまく利用して、家の中も、自分自身をも、サラサラ、ピカピカにリフレッシュさせましょう。