会社OB会 ’13

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[風を感じ、ときを想う日記](607)11/7
会社OB会 ‘13

 昨日は、代々木で開かれた年一回の会社OB会に参加した。現役時代、それなりに活躍した人たちの集まりである。今回、この会合に参加した人は35名ばかり、昨年よりだいぶ少ないような気がする。しかし、先の見えない会の実態からは、やむおえないことかもしれない。

 会員数は92名、昨年より3名少ない。名簿から消えたのは、いずれも私たちより先に旅立った人たちである。手渡された年齢順の名簿には、49番目に自分の名前が載っていた。名簿を半分に折れば、私はまだ下半分に位置する。途中で消されることのないよう、これからも頑張っていかなければならない。

 ところで、この会は、いままで母体企業から補助があり、活動の手助けもしてくれていた。しかし、その母体も複数企業との経営統合が進み、混血がすすむにつれてOB会との関係は希薄になっていった。そして、とうとう単なる親睦団体に変ってしまった。勝手に企業名を名乗ってはいるが・・。

 それでも、周りの親しい人たちが少しずつ減っていく高齢者たちにとって、単なる親睦団体ではあっても頼りにすべき貴重な寄る辺である。栄光も挫折さえも、過ぎ去ったあの時代にしか見出すことができない。懐かしい顔を見たい時もある。ノスタルジアにどっぷりと浸かってみたいときもある。

 会は、これからも大切に守っていこうということに落ち着いた。