女子高の文化祭

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[風を感じ、ときを想う日記](604)10/28
女子高の文化祭

 孫娘の通う高校の文化祭を覗いてみた。どんな学校なのか一度行ってみたいと思っていたので、ちょうどいい機会だった。たかが文化祭と思っていたら、この日はびっくりさせられることばかりだった。
 
 目隠しされて劇場に連れて行かれ、“ここが宝塚劇場だよ”といわれれば、“さすがにすごいね”といってしまいそうだ。場所は豪華な大劇場、舞台で繰り広げられている出し物はまさに宝塚歌劇そのものだ。帰宅後、Wikipedia百科事典を開けてみたら、同校について次のような記述があった。

 「高校の文化祭の目玉の一つとして、宝塚歌劇団ファンの学生が作った宝塚歌劇団同好会の舞台が見物である。この舞台では歌は歌わず口パクだが、本物の宝塚歌劇団さながらに衣装、音楽を真似てレビューを繰り広げる」。その大ホールは、東京宝塚劇場にも引けを取らない客席数1,800もある豪壮なものだ。

 このホールでは、ミュージカルクラブの「キャッツ」や吹奏楽クラブの演奏など、また別のホールでは、全国合唱コンクールで金賞を取ったばかりという合唱も披露された。女子大付属の女子高というだけあって、体育館ではチアリーダーの演技、そしてプールではシンクロナイズドスイミングまであった。

 ほかにも、各種パホーマンスや展示もたくさんあり、私たちをびっくりさせ通しだった。女子高特有の華やぎも手伝って、理屈抜きに楽しい一日だった。