町内会のバス旅行

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[風を感じ、ときを想う日記](598)9/29
町内会のバス旅行

 4日も5日も前から、この日のお天気が気になっていた。町内会の日帰りバス旅行と台風20号の関東襲来が重なりそうだったからだ。

 この日、朝目覚めてみると雨はすでにあがっていた。8時の出発までに、お天気はいい方へと向かい、薄日さえ射しはじめていた。しかし、私たちの最終目的地は茨城県の大洗、台風の後ろを追いかけて行く格好となった。そんな状況の中、町内の有志40名は大型バスで北に向かった。

 風は少しずつ収まってきたが、大洗海岸に打ち寄せる波は牙をむいたままだった。最初の訪問先は、なぜか博多ブランドの明太子の工場だった。原料となるタラの漁場に近いことが、工場立地の最大の理由らしい。すぐ隣町の那珂湊漁港で昼食をとり、魚市場で鮮魚の買い物に精を出した。

 この後、小美玉でコスモス公園を見物する予定だったが、折からの台風で花は見る影もなくなったと聞き断念した。最後は梨狩りだった。園内では食べ放題だったが2個も食べれば十分、わが団体の記録はわずか3個だった。

 この類のバス旅行は地域住民同士の交流が一番の目的である。行き先がどこであろうが、お天気がどうであろうが、その目的に大した影響は受けない。新しく参加した人も含め、みな「参加してよかった、この次もぜひ参加したい」というのが大半の感想だった。