犬の膀胱炎

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[風を感じ、ときを想う日記](523)8/9
犬の膀胱炎

 長男のところで飼っているダックスフンドを一時預かることにした。10年間も預かっていて、昨年彼らの許に返した15歳になるあの犬である。長男家族が、夏休みを利用して旅行に出かけるというので連れてきたものだ。

 暑さのせいかまったく元気がなかった。あるいは寄る歳波も重なってのことかもしれない。翌朝、さっそく散歩に連れ出した。もうあまり歩きたがらないので、往路は抱っこして連れて行くことにしている。道に置いた途端おしっこをした。ところが、その色に驚かされた。まるで牛乳みたいだった。

 ちょうど日曜日だったので、月曜日を待って以前お世話になっていた動物病院に連れて行った。やはり、膀胱炎だった。長男の家では、犬の散歩は子供たちに任せているので、病気のことには気付かなかったようだ。さっそく抗生物質を飲ませることにした。火曜日の朝、おしっこの色は正常に戻った。お医者さんの話では、一週間もすればほぼ治るだろうとのことだ。

 預かってから5日目、ダックスフンドはかなり元気を取り戻した。わがままもいうようになった。実は、わが家に来てから一度も声を出したことがなかった。高齢で声も出なくなったのだろうかと心配していた。それが今日になって、夫婦でお茶を飲んでいたら「自分にもおやつをくれ」と一声吠えた。

 やっと、元気もわがままも以前のように戻ってきたようだ。