友人の葬儀

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[風を感じ、ときを想う日記](448)7/5
友人の葬儀

 親友が逝って、昨日で一週間が経つ。その彼のお通夜が、先の日曜日におこなわれた。葬儀はその翌日、昨日の月曜日のことだった。亡くなったのが先週初めなので、一週間も間が空いてしまった。葬儀場が混みあい、待たされた結果である。

 ご遺族は、なるべく小規模に、静かに送ってやりたいといっていたが、やはりたくさんの人がかけつけてくれた。とくにお通夜は、日曜日ということもあって大人数となった。「人間最期は友達の数で決まる」と言い切っただけのことはある。

 葬儀は、月曜日の9時半からという現役世代には都合のつけにくい時間帯となった。それでも、会場いっぱいの人が見送りに来てくれ、人いっぱい、花いっぱいの立派な葬儀となった。

 葬儀では、私の書いたエッセイを、故人の思い出として弔辞に代えさせてもらった。前日、夫人からご依頼をいただいていたものだ。もちろん弔辞のつもりで書いたものではないが、堅苦しくならなかった分、かえってよかったと思っている。

 それにしても惜しい人を無くしたものだ。よく、立派な人から逝ってしまうなどといわれるが、もし本当なら、私も十分気をつけなければならない。