ハイな三連休

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[風を感じ、ときを想う日記](385)9/21
ハイな三連休

 高校同窓生の、年1回のパーティが東京・市ヶ谷のホテルで行われた。先週土曜日のことである。参加者は83名、後輩の町長や校長もふる里から駆け付けてくれた。同級生の参加は全部で9名、内1名はわれらのマドンナであった。さらに、参加はしたいが仕事の都合で参加できなかった友人も、二次会には顔を出してくれた。

 パーティでは、町長からふる里の現況について、校長からも母校の活躍について話が聞けた。両者の話は、ふる里の人口減少問題に、いかに立ち向かっているかということに大半が割かれた。それでも、明るいエピソードも2~3織り込まれ、聴く人たちを和ませてくれた。

 パーティではみんなが会話に夢中になり、予定の2時間半は瞬く間に過ぎていった。話を続けようと二次会が設けられたが、それもあっという間に終わってしまった。同級生だけでもっと続けようと、その近所にあるカラオケ店で三次会に突入した。

 パーティが始まったのが午後1時、カラオケ店で「ぼつぼつ帰ろうよ」と言い出したときには8時をまわっていた。まだまだ交流を続けたかったが、この辺が体力の限界と潔くお開きにすることにした。
 
 その翌日の日曜日はきれいに晴れあがり、快適なスポーツ日和となった。ちょうど、ホームコースの月例ゴルフコンペ「敬老の日杯」が予定されていた。今年の夏は、熱中症を怖がって3か月以上も夏休みを決め込んでいた。それでも、もうぼつぼつ再デビューの時期に来たのではなかろうか。

 そういえば、ホームコースに至る3つの高速道路は、社会実験とやらで無料になっていたが、まだ一度もトライしたことはなかった。3連休の仲日なのでそんなにひどい混雑にはならないだろうと思いとにかく出かけてみることにした。以前より多少渋滞気味ではあったが、心配したほどひどくはなかった。

 コースに出てみると、空は高く赤とんぼが群れて秋まっただ中であることを実感させられた。クラブハウスのレストランでは、今日は特別に敬老精神を発揮しなければならない日なので昼食代はクラブ持ちにさせてもらいますといってくれた。やっぱり出かけて来てよかったのだ。

 3連休最後の昨日は、敬老の日の祝賀会があるというので近所の老人センターに出向いた。高齢者はいつでも利用できるが、気持ちの上でなんとなく抵抗があり、一年に一度、この日だけ訪れることにしている。

 市長と国会議員2名が顔をそろえ、お祝いの言葉をもらった。堅い話が終わったら、落語と歌謡ショーが開かれた。予算の都合だろうか、出演者は馴染みのない顔ぶれであったが、そこはプロ、参加者を存分に楽しませてくれた。

 この夏、猛暑に襲われてこもりがちになっていたが、こうして3日続けて出かけてみると気分は秋の空なみのハイになった。