立秋

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](376)8/7
立秋

 今年の夏は本当に暑かった。梅雨は早々に明け、最高気温は連日のように更新されていった。暑さで有名な熊谷や前橋、館林といった地名も、頻繁にテレビニュースに登場するようになった。

 あまりの暑さに、レタスなどの葉もの野菜は不作となって軒並み値上がりを続けている。牛や豚は夏負けしてやせ細り、豚肉や牛乳の品不足へと跳ね返りつつある。海では海水の温度が上がり、サンマが高級魚へと変身しているという。ただ、この暑さによって果物の糖度はぐっと上がり、値段さえ気にしなければモモやスイカがおいしくいただけるそうだ。

 今日は立秋。TVコマーシャルでは、恵方巻は年4回の季節の変わり目に食べるものだと宣伝していたが、暦の上では今日から秋となる。手紙も、残暑見舞いへと変わる。そうはいっても、暑さはやっと峠に差し掛かったばかりであり、まだ当分辛抱が必要なようだ。それでも、これからは吹く風にも少しずつ涼しさが加わってくるはずである。

 暑さのため、ウォーキングの距離を抑えていたが、ぼつぼつ本来の距離まで伸ばしていかなければなるまい。