デジカメの電池

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[風を感じ、ときを想う日記](375)8/4
デジカメの電池

 いま使っているデジカメは、買った当初からあまり調子がよくなかった。スイッチを入れると、充電してまだいくらも使っていないのに、「バッテリーを交換してください」という表示が出ることがある。それでも、スイッチを入れなおすと正常に撮影できた。多少不便だったが結局そのまま使い続けた。

 昨年、新しいバッテリーに交換してからもそのような現象が続いた。いや、むしろひどくなった。ついには、シャッターチャンスを逃してしまうこともあった。メーカーのお客様センターに電話してみたら、詳しい説明がないまま、サービスセンターに持参するか宅配便で送ってくれという返事だった。

 それでは納得できないので、ほかにこんな事例はないのか聞いてみた。カメラ本体とバッテリーとの接点が汚れていれば、接触が悪くなってそのような現象が起こるかもしれない。ただ、新しいうちからということであれば原因はほかにあるかもしれないという返事だった。結局、アドバイスらしいものはもらえず、こちらからどうするという意思表示もしないまま電話を切ってしまった。

 一週間くらいたったある日、電源の接点部分を掃除してみようと思い立った。バッテリーケースは大変狭いので、耳そうじ用の綿棒で金属部分を丁寧に拭ってみた。結果は完璧だった。以降、一度も不具合に遭遇したことはない。

 結局、あの掃除で問題が完全に解決したということは、バッテリーケースが買ったときから汚れていたということのなるのだろうか。