七福神めぐり 2010

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[風を感じ、ときを想う日記](326)1/26
七福神めぐり 2010

 江の島の、弁財天までの石段は、ずっと北向きで日も当たらない。午前中のまだ早い時間で人影もまばらなためか、足元から吹き上げてくる北風はことのほか冷たく感じられた。
 
 例年なら、七福神めぐりを達成し、帰りにほかほかの饅頭を買って帰るのだが、今年はそれを断念した。ダイエットを少しやってみようと始めたばかりであり、行きたいところがまだ一カ所残っているためでもある。それでも、相模湾を隔てて見える富士山の雄姿は、やはり感動抜きに眺めることはできなかった。

 実は、最初に龍口寺に寄り、少し暖かくなってから江の島でゆっくりするつもりでいた。ところが、その付近は電話工事で一時的に進入禁止となっていた。やむをえず江の島と順番を入れ替えた。二度目は工事も終わりすんなりとお参りすることができた。このお寺はそれ自体も有名であるが、ここには毘沙門天がお祀りされている。今日はそちらが主目的であった。

 昨日、自宅から徒歩で行けるところはすべてお参りした。毘沙門天、布袋、恵比寿、寿老人、大黒天、それに福禄寿の6カ所である。ちなみに、当市の場合は毘沙門天が2カ所組み込まれており、正確には八福神めぐりとなる。そして今日、歩きにはちょっと厳しい海の近くの残り2カ所を車で回った。

 これで、今年もわが家にはたくさんの「福」が舞い込んでくるはずである。

写真 江の島の弁財天と七福神めぐりのパンフレット