冬至イヴ

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](319)12/21
冬至イヴ

 昨日の夕食にはカボチャが出た。「今日は冬至だから、これを食べて元気に冬を乗り切らなきゃ」。そういえば、風呂にはゆずが浮かべられていた。「いや、冬至はまだ2~3日先のはずだよ」。

 家内が勘違いするのも無理はない。スーパーのチラシには、“冬至”の文字が踊り関連商品に大きなスペースが割かれていた。店頭にはカボチャやゆずが山盛りにされ、店員が大きな呼び声をあげていた。1日~2日早かろうと、彼らにとっての日曜日は大切な稼ぎ時である。

 大雪(たいせつ)後半に入って、日本列島は次々と寒気団に襲われ、寒さは一気に底を極めた。北国はもとより、日本海側は九州まで大雪(おおゆき)に見舞われている。その分、太平洋側はカラカラに晴れ上がり、富士山はくっきりと、より大きく近くに見える。

 それにしても、日が短くなったものだ。関東でも日の出は7時前、夕方は4時半を過ぎると一気に暗くなる。気温はぐんぐん下がり、足もとから冷気が這いあがってくる。

 明日は冬至本番、明後日は天皇誕生日、そしてその次の日は、子供たち待望のクリスマスイヴがやってくる。