犬のシャンプー

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[風を感じ、ときを想う日記](309)11/6
犬のシャンプー

 今日は朝から日差しに恵まれて、気温もどんどん上がっていった。うららか過ぎるほどうららかな、気持ちのいい晩秋となった。明日は立冬なので、今日がまさに今秋最後の日である。

 そうだ、犬をシャンプーしてやろう!日溜まりでうつらうつらしている犬を捕まえて浴室に連れて行った。扉を開けようと彼女を床に置いとたん、のそのそとそこから逃げ出そうとした。せっかく気持ちよくうたた寝をしているのに、いきなり風呂に入れられたのではかなわないといっているようだ。

 彼女の臭い袋が破裂したのは、暑気の残る9月初めのことだった。傷からばい菌が入ってはいけないと、それを手控えているうちにいつのまにか2カ月が経っていた。彼女の毛の艶もすっかり無くなり、耳の付け根あたりには毛玉もたくさんできている。

 こうして少しぬるめのシャワーをかけてやっていると、犬は目を細めて気持ちよさそうになすがままにさせている。そういえば、猫は風呂が大嫌いだそうだが、どうやって清潔さを保っているのだろう。わが家でも、初めて猫を飼ったとき、風呂に入れて大騒ぎになったことがある。

 こんなうららかな日を、明日からは小春日和と呼ぶそうだ。