梅の実

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[風を感じ、ときを想う日記](275)6/4
梅の実

 今年は、ヤマバト(キジバト)の鳴き声がうるさいくらいにぎやかだった。わが家の梅の木にも、朝早くからやってきてデデッポッポーと鳴いていた。どうやら、ヤマバトが巣作りを始めているようであった。もうすぐ収穫の時期なのに困ったなあと思っていたら、カラスにでも襲われたのか、小枝をいっぱい残したままいなくなってしまった。

 あれから一週間以上が経つ。今朝、その木を見上げていたら、青い実がすっかり色づいているのに気がついた。家内と相談して急きょ収穫することにした。脚立を梯子状に伸ばしてその木に立てかけ、手近なところから一個一個ていねいにもぎ取っていった。

 収穫した実は例年より大きく、姿かたちも立派であった。しかし、その量は全部で5キロ余りしかなく、凶作といっていいほどの不作であった。さっそく、それらをジャムに加工することにした。昨年は8キロをジャムに回したが、今年はその全量をジャムにしても足りそうにない。

 それにしても、今年は季節の進みが早いのではなかろうか。昨年の記録を見ると、6月15日に収穫し、豊作の処理に大わらわだったと書いている。