紫水会

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[風を感じ、ときを想う日記](274)5/28
紫水会

 私のホームコースには、高齢者のためのゴルフコンペの会がある。コース主導ではあるが、形のうえでは私的な会である。その会では、奇数月の第4水曜日に競技会を開いている。第4水曜日なので略して四水。しかし、それでは色気がないので、山紫水明から二字をもらって紫水会と称している。

 昨日、そのコンペに参加した。私と同じ組になったのは、私より5歳と11歳年上の男性、それに大正末期生まれの女性である。高齢者の競技会なので使用するティーは女性用の赤マーク、公式競技のときより50ヤード前後も短い設定である。

 これだけ短いと相当いいスコアが出そうだが、そうはいかないのがゴルフの奥深いところである。そして、男性でも女性でも、いくつになっても楽しめるのがゴルフの良さである。おまけに、ここのコースではカートを使っているので、歩くのが苦手な人でも楽にラウンドできる。

 ゴルフにはハンディキャップという制度があって、競技会をいっそう面白くしている。紫水会では、本来のハンディキャップにさらに加齢分を加えることにしており、超高齢者でも対等以上に競技することができる。

 このところ、復活の兆しのみえる私であるが、この日もその運が続いていたらしく2位に食い込んだ。最後の、短いパットを外したのが悔やまれる。