卯の花

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風を感じ、ときを想う日記(269)5/11
卯の花

 昨日、久しぶりにホームコースの月例ゴルフコンペに参加した。2月25日以来3ヵ月ぶりである。べつにスケジュールが立て込んでいて出られなかったわけではない。当日寒かったり雨が降ったりで、なかなかその気になれなかっただけのことである。

 前回は寒かったが、今回は一足飛びに真夏日のプレーとなった。暑くなるとは聞いていたが、これほどまで温度が上がるとは予想もしていなかった。周辺は軒並み30度を超えていたようで、危うく熱中症に見舞われるところだった。

 明けて、今日もお天気が良かったので、大庭城址公園にバラの写真を撮りに出かけた。そこで出会ったのが卯の花である。♪卯の花の におうかきねに 時鳥(ホトトギス) 早もき鳴きて しのび音もらす 夏はきぬ♪・・どうしてもこの歌を口ずさんでしまう。歌のとおり、やはり夏は目の前まで来ているのだ。

 卯の花は、旧暦の4月「卯月」に咲くことからこの名前がつけられたという。この花の咲く木はウツギ(空木)とよばれるアジサイ科の落葉低木である。豆腐のオカラのことを関東では卯の花とよぶが、これはオカラの「カラ」がウツギの「空(カラ)」に通じることからそうしゃれたようだ。

 立夏も中間点まで来た。これからは、熱中症対策はもとより、紫外線にも十分注意を払わなければなるまい。

写真:上は卯の花
   下は大庭城址公園のバラ園