立夏

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[風を感じ、ときを想う日記](268)5/5
立夏

 今日5月5日とこれからの半月間は、二十四節気でいう立夏にあたる。立夏は、例年5月6日頃にあたるが、今年は子供の日とその起源である端午の節句に重なった。重なるといえば、今年の連休は祝日と曜日の重なり具合がよく、2週間を超えるダイアモンドウイークになった人もいたようだ。

 5月といえば別名を皐月といい、皐月晴れの中を薫風に乗って泳ぐ鯉のぼりが連想される。その一方、メイ・ストームという言葉が頭の隅をよぎる。5月は大嵐になることもあるということのようだが、それでも山には竹の子が顔を出し、田んぼではカエルが鳴き始めるなど希望に満ちた月である。

 今年の連休はニュースに振り回されたきらいがある。ETC車載器を補助金が出るうちに付けておこうと思ったが、順番待ちで大変だと聞き結局見合わせることにした。高速道路が1000円で乗り放題ということだったが、ETC車載器搭載車だけと聞いて休み中の遠出はあきらめた。

 決定的になったのは、新型インフルエンザの出現である。まだ実態がつかめていないだけに、自宅でもんもんとするだけである。それでも一つはっきりしているのは、昨秋受けたワクチン注射では予防にならないということである。

 結局、散歩だけの退屈な日々を送り、やっと立夏を迎えることとなった。