安全入浴術

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[風を感じ、ときを想う日記](241)1/29
安全入浴術

 昨日放送の、NHKの長寿番組「ためしてガッテン―お風呂大変身!超快感・安全入浴術」を見て何度もガッテンした。その番組によると、入浴中に亡くなる人が1年間で1万4千人にものぼるという。なんと交通事故で亡くなる人よりはるかに多い。

 私の入浴方法は「ぬる湯・カラスの行水」である。温泉旅館やゴルフ場の浴場などで、他の人の入り方と比べてみていつもそのことを認識させられる。夏の間はシャワーだけ、春秋は1回だけ、2回浴槽に浸かるのは真冬だけである。この番組のタイトルを見て、自分とはあまり関係ないと軽く考えていた。

 ところが、死亡例の大半にあたる1万人超が、血圧の降下による失神が原因らしいとわかった。それも溺れたのではなくその前に絶命しているという。お湯はほとんど飲んでいないことからそう推測できるそうだ。私たちが通常考えている「寒い浴室・熱いお湯→血圧急上昇→心筋梗塞脳卒中」とはまったく別の結果である。

 番組終了後、さっそく温度計を用意し、お勧めの40度で入浴してみた。予想に反し、ぬるくていまにも風邪をひきそうであった。
ガッテンしたら、それをキチンと活かすよう努力しなければなるまい。
(見逃した方は、1月30日・17:15~17:58に再放送があります)