大雪のゴルフ

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[風を感じ、ときを想う日記](225)12/8
大雪のゴルフ

 昨、12月7日は二十四節気でいう大雪(たいせつ)にあたっていた。ものの本には、大雪は、平野部にまで雪が降り積もる季節、熊は冬眠に入り南天の実が赤く色づく季節、などと説明されている。

 なるほど寒かった。それでも、終日晴天だというのでホームコースの月例ゴルフコンペに出かけていった。透きとおった青空に、富士山がくっきりと浮かび上がって見える。1番ホールでは、絶妙のアプローチだったはずの3打目が、凍りついたグリーンにはじかれて奥のバンカーまで飛ばされてしまった。

 2番ホールのグリーンは、夜間シートで保護されていたらしく、柔らかいタッチに維持されていた。これなら気持ち良くプレーできるのにと思っていた矢先、3番ホールではまたカチカチのグリーンが待っていた。ホールごとにその状態が違うのではやりにくくてしょうがない。

 次のホールへ向かおうとしたとき、「プレーを中止し、しばらく待機してください」という放送が流された。10分後、「コースコンディション不良により、本日の競技会は中止とします。続けたい方は、4番、5番ホールを抜かしてプライベート扱いでプレーしてください」という指示があった。

 なるほど、この2つのグリーンはスケートリンクのようにツルツルになっていた。前夜、スプリンクラーを作動させ、そのまま止めるのを忘れてしまったという。大雪の冷え込みは想像以上であったようだ。