十二月八日

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[風を感じ、ときを想う日記](226)12/8
十二月八日

 十二月八日は何の日?と聞かれて、すぐ答えられる人は少なくなった。そういえば、最近ではテレビや新聞にもあまり大きく取り上げられることもなくなってきた。これも歴史の風化現象なのだろう。

 いまから67年前、1941年(昭和16年)12月8日未明(現地時間は12月7日)、日米間で戦争状態に突入した。日本海軍は、ハワイ・オアフ島真珠湾にあるアメリカ太平洋艦隊の基地と艦隊に攻撃をしかけた。

 その真珠湾には、そのとき撃沈された戦艦アリゾナがそのまま残されており、それを跨ぐかたちで「アリゾナ記念館」が設けられている。一度その前まで行ったことがあるが、どうしてもその中には入る気になれなかった。

 そのときから39年が経った1980年12月8日、元ビートルズのリーダー、ジョン・レノンがニューヨークの自宅前でファンの凶弾に倒れた。セントラルパークの一角には、彼を偲んでイマジンの碑が設けられている。中央に「IMAGINE」と彫られた直径2メートル以上もある円盤状の平らな碑である。

 イマジンは、1971に発売されたジョン・レノンの最大のヒットアルバムである。こちらは、私も足を運んでみたが意外とひっそりとしていた。