生活機能評価

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風を感じ、ときを想う日記(196)9/7
生活機能評価

 「バスや電車で、1人で外出していますか?」、「階段を、手すりやかべをつたわらずに昇っていますか?」、「周りから『いつも同じ事を聞く』などの物忘れがあるといわれますか?」、「今日が何月何日かわからない時がありますか?」・・・。

 これは、介護保険法に基づく高齢者の、生活機能を評価するチェックリストの一例だ。先日、市役所から郵便で届けられた。質問は全部で25項目ある。もし生活機能に不安があるようなら、そのチェックリストを市役所の高齢福祉課まで返信するようにとのことであった。法令に沿って、それに見合う援助が受けられるそうだ。

 日本の役所は、高齢者に対しこんな心配までしてくれている。ありがたく思う半面、人様からそんな心配をしてもらう年になったのかと寂しくもある。後期高齢者政策では、役所は散々叩かれていたが、ふとどきな面ばかりではないようだ。もちろん、そのことに本当に心がこもっている場合の話ではあるが。

 わたし自身はいたって健康であり、これからもそうありたいと努力もしている。しかし、不覚にもいつそのような状態に陥らないとも限らない。頑張るだけ頑張り、最後は他人の親切を素直に受けたいと思っている。

 まだ若いと思っていたのに、なんだかとても年をとったような気持ちになってきた!