清明

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[風を感じ、ときを想う日記](155)4/4
清明

 今日は、二十四節気清明にあたる。清明は、万物がすがすがしく、明るく、そして一年でも一番美しく輝くときだといわれている。中国には、この日を清明節とよんで先祖のお墓をきれいに掃除する習慣があるそうだ。

 沖縄では、墓前に親族が集まり食事を楽しむ習慣があるという。「しーみー」、あるいは清明祭ともいうそうだ。なるほど、テレビのニュースでその様子が放映されていた。沖縄では、墓地もお墓も大きいので、みんなが集まって弁当を広げるだけの余地があるようだ。

 ところで、わが家では、3月いっぱいかけて屋根の葺き替え工事を行った。築26年にもなるので、色が褪せ、北側には苔らしいものまで生えていた。機能的に問題があったわけではないが、見栄えはやはり気になっていた。

 今月に入って、ペンキ屋にも来てもらった。せっかく屋根がきれいになったのだから、他の部分も見苦しくない程度には改善しておきたい。こうして、明日にもきれいな姿を披露できそうだ。

 春は雨が多く湿度も高いので、冬のうちにやり終えておきたかったが、業者の都合で伸び伸びになっていた。さいわい、今年の春は好天に恵まれ、工事も順調に進んだ。これで、わが家も清明に恥じない、すがすがしく、明るい、きれいな姿に生まれ変わることができた。