わが家の箱根駅伝

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[風を感じ、ときを想う日記](135)1/3
わが家の箱根駅伝

 昨年の暮から昨日までの6日間、単身で実家に帰った。父が亡くなって以来、年末年始はこうしたスケジュールを恒例にしている。昨年、父の十七回忌の法要を営んだので、多少の例外はあるがもう17年も続けてきたことになる。

 そんな事情で、今年もわが家の新年は箱根駅伝の応援で始まった。レース2日目は、往路優勝の早稲田大学から順次スタートしていった。その先頭走者が平塚中継所を通過したころを見はからって、昨夜から来てくれている娘たちの家族4人とともにわが家を出た。
 
 今日は朝から晴れあがり、風も穏やかで日向では暖かささえ感じる。早速、わが家の例年の応援スポットに陣を張った。すでに最前列は群集で埋め尽くされていた。やっとの思いですき間を見つけ、割って入った。周りは駒沢大学の応援旗が林立し、甘酒も気前よく振舞われていた。

 選手たちはあっという間に駆け抜けていく。彼らは群集の声援に背中を押され、群集は選手から溢れるパワーを分けてもらう。どのチームが何位であろうが、そんなことは関係ない!ゲーム展開の妙はテレビに一歩を譲るとしても、現場の雰囲気は沿道でしか味わうことができない。

 こうして、わが家の新年は箱根駅伝の応援パワーでスタートを切った。
箱根駅伝の詳細は、2007年1月5日付エッセイNO、155を参照ください)