四国一周の旅

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[風を感じ、ときを想う日記](129)11/29
四国一周の旅

 四国を、駆け足で一周してきた。ある旅行社の企画した「まるごと四国12景めぐり3日間」という欲張った名前のバスの旅である。
 1日目 徳島空港⇒鳴門公園⇒日和佐・薬王寺御厨人窟室戸岬⇒高知(泊)
 2日目 高知市⇒桂浜⇒四万十川宇和島⇒内子の宿⇒松山・道後温泉(泊)
 3日目 松山市金刀比羅宮大歩危渓谷⇒かずら橋⇒徳島空港

 高松市など香川県の北東部は外されていたが、おおむね四国全域をカバーする大周遊であった。3日間ともほとんどが曇りで、ときおり薄日のさす暖かくて旅行にはうってつけの日和であった。なにより得をした気持ちになれたのは、行く先々で紅葉が見頃であったことだ。

 わが家では、夫婦で旅行する機会に恵まれ、これで全都道府県を一緒にまわったことになる。・・そう思っていたら、まだ岐阜県が残っていた。同地には何度も行ったような気がしていたが、ただ通り抜けただけだった。

 「行きも大丸、帰りも大丸、通り抜けも大丸」。これは東京駅八重洲口の大丸を揶揄した言葉であるが、岐阜県もそんな位置付けなのかもしれない。新幹線で関西方面に出かければ、岐阜県は必ず通るのでそのように思っていたようだ。

 ところが、厳密にいうと岐阜県のごく一部ではあるが足を踏み入れていたことがある。愛知万博の帰途、中山道を巡って帰った。その最初に立ち寄ったのが岐阜県中津川市馬篭宿である。実はその直前までは長野県に属していたが、平成の大合併により県境をまたいで岐阜県に移ったものである。

 そんなみみっちい記録達成は別として、来春にも美濃と飛騨をゆっくりと訪ねる旅を企画してみたい。

 余談の方が多くなってしまったが、四国の旅についてはおいおいまとめていきたいと思っている。

写真は、鳴門海峡にかかる神戸淡路鳴門自動車道の「大鳴門橋」・・手前=四国、前方=淡路