お盆の里帰り

イメージ 1

[風を感じ、ときを想う日記](110)8/16
お盆の里帰り

 足掛け5日間、お盆で里帰りした。1年に4~5回は里帰りしているが、お盆の時が一番あわただしい。その忙しさに輪をかけるのが雑草とりである。

 1日2~3時間ずつ、猛暑の中を足掛け3日間も費やしてしまった。家内はその間、家の中の整理や掃除、あるいは買い物にと精を出した。12日にはお坊さんが来るかもしれない。13日にはご先祖様がお帰りになる。のんびりしている閑などまったくない。

 今年の雑草たちは、いままで見たことがないほど繁茂していた。春から夏にかけての気象条件が、彼らの繁栄を助けたのだろうか。表通りから玄関まで、草をかき分けなければ進めなかった。

 それにしても、別荘を買う人の気持ちがまったくといっていいほど理解できない。別荘を持つとは、一面では、空き家状態になっている実家を守るようなものではなかろうか。

 もっとも、平素の維持管理を管理人に任せ、いつでも快適な別荘生活が待っているのなら話は別だ。それでも、それだけの予算があれば使いたいものは他にいくらでもある。行き先だって固定せず、いろんな所を訪ねてみたい。貧乏性は、結局そんなところに落ち着いてしまいそうだ。

 庶民には、帰省ラッシュにもまれる姿が似合っているのかもしれない。