母の初盆

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[風を感じ、ときを想う日記](452)8/17
母の初盆

 母の初盆のため、長女と長男の家族を含む一族10人全員で帰省した。

 私たちジジババは、みんなに先立って10日に帰省した。実家には普段誰も住んでいないので、短期間といえども快適に過ごすためにはそれなりの手入れが必要である。11日は、大掃除や草取り、さらには買い物にと、お盆の準備にまる一日を費やした。この日夕方、長男一家4人が到着した。

 12日は、母の法要をとり行った。その直前、長女一家4人も顔を見せた。この日の夜は、近所の食堂で一族10人そろっての夕食会となった。13日は、昼間、10人全員で家内の実家に伺った。夜には、妹の家族7人とも合流して、17人にのぼるわが家としては異例の大規模な宴会をとりおこなった。

 14日には、部落恒例の盆踊り大会が開かれた。この大会では、踊りに先立って今年初盆を迎えた仏様19人全員の合同供養も行われた。この日の朝、長女一家は仕事の都合でこれらの行事に参加できないまま帰途についた。

 15日には、長男一家も自宅へ向けて帰っていった。16日、私たちはご先祖様を送り、帰宅の途についた。足掛け7日間のあわただしい里帰りだった。

 最盛期の数日間、実家は合宿所なみの賑わいだった。普段、静かな生活に慣れているので少々疲れた。それにしても、普段空き家にしていると、その維持管理と使うときの準備が大変である。別荘を持つ人の気がしれない。