松坂と井川

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[風を感じ、ときを想う日記](86)4/30
松坂と井川

 ゴールデンウィークの前半は、一足早く五月晴れをたんのうできた。海の向こうのニューヨークにも、これほどの好天があるのだろうか。そんな素晴らしいお天気に恵まれたのに、おととい、きのうと、つい大リーグ中継に見入ってしまった。

 おとといはレッドソックスの松坂を応援し、きのうはヤンキースの井川の好投に喝采を送った。俄か大リーグファンも、まだ特定のチームを肩入れするところまではいっていないようだ。

 それにしても、松坂の4回の大量失点はなんだったのだろう。勝てたからいいようなものの、これからも当分ハラハラが続きそうである。私たちにはなんの関係もないはずなのに、日本がレッドソックスに120億円も借金をしているようで重荷になって仕方がない。私たちがいっときも早くその呪縛から解き放たれるよう、彼にはいっそうがんばってもらいたい。

 井川は逆に、いままでとは別人のような素晴らしい投球をした。阪神時代もそうだったが、彼にはどっちが本当の井川だか分からないようなところがある。いいほうに安定してくれれば、私たちも少しは気が楽になるはずである。