軍歌「荒鷲の歌」

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[風を感じ、ときを想う日記](49)11/4 
軍歌「荒鷲の歌」

 いきなり、無粋な表題になってしまった。
 先日紹介した、エッセイ「赤とんぼ」に関連する報告である。昆虫の赤とんぼに感動し、そのことについて書いているうちに、なぜか戦時中に活躍した海軍の初等練習機のことを思い出した。エッセイにはあまりふさわしくないかな?とは思ったが、ちょっとだけ触れてみた。

 実はそのとき、その練習機「赤とんぼ」の出てくる歌があったことにも気がついた。きわめて断片的な記憶だったので、高校の同期会の席でみなに聞いてみたところ、実際に調べてくれた人がいた。

 この平和な時代にはあまりふさわしくないが、せっかくなので歴史的な事実としてその一部を紹介する。

 なお、ここに出てくる「荒鷲」とは、陸軍に所属する戦闘機全般の愛称のようである。ちなみに、海軍の戦闘機は「海鷲」といったそうだ。

荒鷲の歌」  東 辰三 作詞 (昭和13年に歌謡化された)
一、見たか銀翼 この勇姿
  日本男子が 精こめて
  作って育てた わが愛機
  空の護りは 引受けた
  来るなら来てみろ赤蜻蛉
  ブンブン荒鷲 ブンと飛ぶぞ
(二番以下略)

 まったくの偶然であるが、近々、特攻隊ゆかりの鹿児島県の知覧を訪問する予定である。