[風を感じ、ときを想う日記](22)4/15
花は桜か山吹か
ソメイヨシノに代わって、八重桜が盛りをむかえようとしている。由緒あるしだれ桜の話題と競うように、大阪では造幣局の通り抜けがにぎわっていた。
ふと目線を転じれば、小判が鈴なりに輝いている。山吹の群生であった。どうやら、造幣局のイメージを引きずってきてしまったようだ。
そこで、また一句。
七重八重 花は桜か 山吹か
(「七重八重 花は咲けども 山吹の ・・」「花の雲 鐘は上野か 浅草か」、
この有名な二つ句からアイディアをいただきました)