真夏のゴルフ

[風を感じ、ときを想う日記](1123)6/28

真夏のゴルフ

 

 今月最後の日曜日、何十年ぶりかで真夏のゴルフを楽しんだ。梅雨入り直前に、友達とこの日の競技会で一緒にプレーすることを約束していたためだ。その約束は、競技会当日は梅雨の最中なので、「くもりときどき小雨」くらいの空模様を想定してのことだった。もちろん大雨なら即中止の腹積もりだった。

 

 それが快晴、ところによっては40度近くになるという予報に変った。実は暑さには弱く、現役当時何度となくひどい熱中症に苦しめられたことがある。そんな苦い経験から、引退後は夏のプレーはお休みさせてもらうことにしていた。ただ今回は、「くもりときどき・・」くらいならいいかと思って約束してしまった。ところがこの快晴だ、おまけに翌月曜日には健康診断が予定されていた。

 

 本番当日、やはり梅雨明けのようだった。朝から雲一つ無い快晴だった。気温は40度近くまでいくだろうと想定された。とにかく覚悟を決め、大きめのタオルとスポーツドリンク2本をもって家を出た。ところが、実際にプレーを終えてみると、心地よい疲れはあっても体調にはなんの不都合も感じなかった。

 

 なぜだろう。コースが、海抜300m前後のやや高いところにあった。強風が吹き荒れ、終日大きな扇風機で冷やされているようだった。最近は屋外で遊ぶことが多く、それなりに暑さに慣れていた。そして、準備も心づもりもよかったのかもしれない。かくして、梅雨明け後の難事業は無事乗り切ることができた。