初詣

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f:id:yf-fujiwara:20220102094410j:plain[風を感じ、ときを想う日記](1085)1/2

初詣

 

 元旦の起床は、いつもより30分遅いだけで、大きくペースを崩すことはしなかった。なにも、年が代わるまで“紅白”を見て、それから除夜の鐘を聞きながらおもむろに風呂に入るなどという必要性を感じなくなったためだ。むしろ、夜更かしによる弊害の方がはるかに大きいように思えたのだ。もちろん、長時間テレビ桟敷に座り続ける体力がなくなったことも否めないが・・。

 

 元旦は、朝からよく晴れ上がっていた。大雪に苦しむ日本海側の人には申し訳ないような気持ちにさせられた。ただ、外気は例年並みに冷え込んでいた。とにかく、紅白の続きをビデオで見ながら、例年どおり雑煮をいただいた。そして、例年のように初詣に出かける準備を始めた。この年になると、例年どおりのことが例年どおり続けられることがなによりもありがたいことなのだ。

 

 白旗神社は、例年と変らない賑わいを見せていた。例年と違うといえば、「年越しの大祓」の行事に使われる“茅の輪”がなかったことくらいである。片付けたのではなく、コロナの影響で最初から設置していなかったのだと思われる。鳥居をくぐり、行列の後ろに続いて一段ずつ拝殿に近づいていった。二礼二拍一礼、30分待って拝礼は数秒、まるで大病院の診察と同じである。

 

 神社前のスーパーと商店は例年どおり開いていた。新年最初の昼食は、新年最初に握ったにぎり寿司をいただくことにした。