[風を感じ、ときを想う日記](1073)11/9
暖冬?
昨日のことだった。家内から、「この家に引っ越してきて、今日で40年になる」といわれた。それを受けて、引越し作業と荷物の片付けに、寒さをこらえながら当たったものだという話になった。そうか、もうそんなに年数が経っていたのか。そういえば、あの頃は11月になると結構寒くなっていたように思う。出勤するにも、コートを着て出かけるのが当たり前だったようにも思う。
確かに変わってきた。一昨日にはすでに「立冬」を迎えていたが、先月に続いて今月も暖かい日が続いている。立冬というと、ものの本には「日の光が弱くなり、冬の気配が感じられる。サザンカやスイセンの花が咲く。北国から初雪の便りが届く。」などとも書かれている。暦を開いてみると、今日は「一の酉」と表示されている。オトリさまときくと、昔から結構寒いイメージがある。
ところが、この一週間は秋日和の暖かい日が続いている。一昨日の日曜日にはゴルフにも出かけたが、上着を脱いで快適にプレーを楽しむことができた。曇りという予報まで外れて、雪を被った富士山の眺めをじっくりと楽しくこともできた。今日は、たまたま前線の通過で大雨が心配されているが、明日から向こう一週間は、また暖かな日和が続くと予報されている。
地球温暖化が問題にされだして久しく、暖冬も当たり前になってきた。その温暖化が、なにかとんでもない異常を連れてこないことを祈りたいものだ。