[風を感じ、ときを想う日記](540)11/12
十一月の風
今月の「ゆうゆう通信」には、季節の巻頭挨拶として次の小文を載せた。
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紅葉前線が、里に向かって駆け足で降りてきています。豊かな稔りの秋を迎えたかと思ったらもう立冬です。
あたりの生き物たちは冬支度に余念がないようです。着るものも、食べるものも、そして住まいも、豊かさを手にした人間たちにとっては、そんな特別な仕度は必要ないかもしれません。私たちに残された課題はただ一つ、厳しい冬を楽しく乗り切るための心身の健康づくりです。
身体各部の健康チェックに、足腰の鍛錬に、できれば趣味の充実に、それぞれ無理のない範囲で前向きに取り組んでみましょう。
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ところで、昨日の日曜日、高校同窓生の集う月例のゴルフコンペに参加した。6組24名のちょっとした大会である。当日の予報は、一週間前から雨マークがついたままだったが、プレー終了まではなんとか持ちこたえてくれた。
お風呂に入って一息ついている間に、外はいつの間にか本格的な雨になっていた。パーティー会場で配られた成績表には、一番上に私の名前があった。たかが遊びにすぎないはずだが、いくつになっても優勝は嬉しいものだ。