定期健康診査

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[風を感じ、ときを想う日記](909)7/6
定期健康診査

 今年も、市から「後期高齢者等健康検診」の案内が届いた。対象は後期高齢者医療制度の加入者で75歳以上の者、健診項目は基本的なもの全てだ。そして費用は、ありがたいことに無料である。

 先日、近所の行きつけのお医者さんでそれを受けた。身長、体重、腹囲、血圧、心電図などの測定、血液、尿、便、そして喫煙経験者を対象とした痰の採取、胸部のX線撮影、そして内科医の問診があった。

 私の場合は、これらに加えて胃カメラによる直接診断も受けた。こちらは有料である。何年か前、胃に不具合があったため、以降毎年欠かさず受けている。鼻から胃カメラを挿入して、食道から胃までを目で直接診断するものだ。

 お粗末な話だが、その数日前、鼻毛を切りそろえていたらハサミで鼻孔を傷つけてしまった。鼻血が出たりして、ちょっと大変だったので、カメラはもう一方の孔から入れてもらうことにした。

 2台のディスプレーで、胃の内部の様子をきれいに写し出す。一台は医師、あとの1台は被験者が見るためのものだ。今年もそうだが、ちょっとただれている部分があったので、細胞を採取して専門機関の検査を仰ぐことになった。

 全体の診断結果が出るのはまだだいぶ先になりそうだが、大腸がんの精密検査だけは御免被りたいと思っている。どこも悪くないことを祈るばかりだ。