定期健康診査

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[風を感じ、ときを想う日記](862)7/7
定期健康診査

 今年も、胃カメラによる消化器系統の診査を受けた。前日の夕食以降、食べ物は一切口にしていないので、診査対象となる喉から胃にかけての部分は空っぽである。カメラは鼻から入れるが、垂らされた麻酔薬の効果で、挿入時の苦痛はほとんど感じない。カメラは喉の奥を通り胃までスムーズに入っていった。

 モニター画面は医師用の他、別途受診者用にも用意されている。カメラで捉える消化器内部の様子は、受診者自身もリアルタイムで見ることができる。小さなポリープが散見されるが、とくに問題はないという。ただ一箇所、ちょっぴり出血が見られた。少し気掛かりなので、サンプル検査に出すことになった。

 かくして、今年も、暑さとともに健康診査の季節がやってきた。市主催の「後期高齢者等健康診査」である。先日、念のためにと一通り受けておいた。身体計測、身体診察、血圧測定、血液検査、尿検査、肺がん・前立腺がん・大腸がん検査、それに別項目として心電図と前述のような胃カメラの診査を受けた。

 大半の項目は後期高齢者医療制度の一環として、本人の特別な負担はなかった。しかし、がん関連の診査には一部自己負担が必要だった。また、心電図と胃カメラについては、別途健康保険の扱いとして受診した。

 診査結果の判明はもう少し先になるが、「とくに問題ありませんね!これからも健康には十分注意してください」という医師の所見を聞きたいものだ。