胃カメラ’12

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[風を感じ、ときを想う日記](520)7/7
胃カメラ’12

 今日、胃カメラによる胃がんの検査を受けた。今年で3回目になる。胃がんは、その進行速度から、年に1回くらいは検査した方がいいといわれている。自身でもそう納得し、市の実施する「特定健康診査」のときついでに受診することにしている。

 胃がんの検査は、バリウムによるレントゲン検査が一般的だが、精密検査ということになれば結局は胃カメラを飲むことになる。それなら、最初から精密検査をやったほうがいい。さいわい、近所の行きつけの医院にはその設備があり、専門の医師もいる。

 鼻孔に麻酔液を垂らし、しばらく経つとそこからカメラが入れられた。カメラは、のど、食道、そして胃へと進んだ。飲み込んだ唾液が滝のような勢いで流れ落ちていく。胃壁を伸ばして丹念に調べるため、空気がたくさん送り込まれる。お腹が張って、気分はあまり良くない。

 カメラは十二指腸まで達し、そこでUターンした。帰りの方がよく見えるそうで、検査にはいっそう時間がかけられた。私もその一部始終をテレビ画面で見届けていた。途中で医師と会話もできるが、あまり気のりせず、年のわりにはきれいですよという呼びかけにも曖昧な返事しかしなかった。
 
 すべての結果が分かるのは2週間先だそうだ。