スーツケースの破損

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[風を感じ、ときを想う日記](519)7/3
スーツケースの破損

 スイス旅行に満足し、自宅に帰り着いたのは6月24日(日)のお昼前だった。昼食を済ませ、荷物を整理しはじめて愕然とした。スーツケースのトップ部分が大きくひび割れていたのだ。しまった、なぜ空港で気づかなかったのだろう。事後では、手続きがなにかと面倒になるはずだ。

 航空会社に補償してもらうにしても、保険会社にかけ合うことになったとしても、まずは航空会社に認めてもらわなければならない。業務の始まる25日(月)を待ってそのスイスの航空会社に電話してみた。担当者と相談の結果、当方の連絡先と破損状況の写真をメールで送ることにした。

 すると、翌26日(火)には同社から手紙が届いた。お詫びと、修理するので現品を修理業者まで着払いで送ってほしいと記載されていた。そこには、修理には30日ほどかかるので了承してほしいと併記されていた。急ぐこともないとは思ったが、その日のうちに近所のコンビニから現品を発送した。

 あれからちょうど一週間、7月3日(火)の今日、現品が返送されてきた。ずいぶんと素早い対応である。ドキドキする気持ちを抑えながら、破損個所をチェックしてみた。割れたところは跡形もなくきれいに修復されていた。

 破損を発見したときは怒りが、スイスの航空会社が気持ちよく応対してくれたときには安堵感が、そしていま、なぜかうれしささえこみ上げてきている。

写真:スーツケースの破損個所