高速無料化

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[風を感じ、ときを想う日記](329)2/3
高速無料化

 高速道路の、見慣れた場所の映像がいきなりニュース画面に現れた。続いて、通行料金無料化の具体的な対象路線が表示された。まさかと思っていたところが全部はまっていた。

 私のゴルフのホームコースは、箱根湯本のちょっと奥まった所、旧道を少し入った高台にある。自宅からは、新湘南バイパス西湘バイパスを利用して1時間弱で行きつくことができる。高速の終点からそのまま箱根新道に入り、1区間走ればさらに5分くらいは縮まるが、そこまでの贅沢はしていない。

 昨日発表された神奈川県内の無料化対象はこの3路線だけである。まるで私のために選定されたようにさえ見える。うれしい話ではあるが、偏った人たちだけが恩恵に預かっていいものだろうか。事実、テレビの街頭インタビューでも、並行して走る小田原厚木道路も無料にしてもらいたいとの発言があった。

 実際にスタートしたら、この路線の混雑が激しくなるのではなかろうか。路線の接続部分が改善されやっとスムーズになったというのに、また元の渋滞に戻るのだろうか。ETCを装着し、利用料金の特典も得られるようになったというのに、それも一時的なものに終わってしまうのだろうか。往復1000円程度で済むのなら、渋滞よりそちらをとりたいというのが本音である

 期待半分、心配半分。ともかく6月を待ちたい。