雷雨の心配

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[風を感じ、ときを想う日記](279)6/19
雷雨の心配

 この日のお天気は、4日前までの長期予報では晴れ、それが3日前あたりから少しずつ悪い方に傾いていった。前日の予報では曇りのち雨、当日早朝の予報では、そのうち突風をともなった雷雨になるだろうということであった。

 こんな予報の中で、18日の曇りの朝を迎えた。多少の雨ならなんとかしのげるが、雷が襲ってきたのでは逃げるしかない。前々から楽しみにしていたゴルフコンペではあるが、これでは楽しみも半減してしまう。憂鬱な気分を抱いたまま、友人の運転する車は東京湾に浮かぶゴルフ場に向かった。

 東の空が暗くなりいまにも泣き出しそうだ。今日はあまり気温が上がらず半袖では寒いでしょう、という予報に長袖を着こんでスタートした。なんとか午前中だけでももってほしいという願いが叶ったのか、空は少しずつ明るさを取り戻していった。体中が汗ばみ、長袖の両腕がだんだんむさ苦しくなってきた。

 お昼を過ぎても、雷雨がやってくる気配はなかった。逆に雲はだんだん薄くなってきた。それでも、突如黒雲が現れて・・などという心配は頭の隅から離れなかった。とうとう最終ホールまでやってきた。西の空には薄日が差していた。いい方にではあるが、予報は大きく外れてしまったようだ。

 ゴルフ場の雷には、とくに注意を払わなければならない。しかし、できることなら、こんな取り越し苦労はもうしたくない。