1.15 、1.16 & 1.17

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[風を感じ、ときを想う日記](237)1/17
1.15、1.16 & 1.17

 昨日の朝伝えられた旅客機不時着のニュースは、アメリカ発としては久々にうれしいニュースである。

 昨日1月16日早朝(現地時間15日夕刻)、乗客乗員155名を乗せたUSエアウェイズのA320型機が、エンジン不調のためニューヨークのハドソン川に不時着した。ニューヨーク近郊のラガーディア空港を飛び立った直後、鳥の群れに突っ込み、双発エンジンの両方とも損傷してしまったためだという。

 早速ニューヨーク在住の息子の家に電話をしてみたが、彼はまだ帰宅しておらずお嫁さんはそのことをまったく知らなかった。現地時間の夕方6時ごろのことだったので無理もないが、その時点でなにも知らないということは息子になにもなかったと安堵してよさそうである。

 それにしても奇跡である。155人全員が助かったのだ。一昨日、七福神めぐりを回り終えたご利益が、万分の一でも伝わったのかもしれない。そしてまた一人、奇跡の英雄が生まれた。いや、谷村新司にも似た機長だけでなく、凍える寒さの中を積極的に救助に当たったフェリーの乗組員たちもそれに値する。

 14年前の今日未明、神戸を中心に大災害があった。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今後こうした災害にどう立ち向かっていったらいいのかあらためて考えてみたい。


※写真は、七福神めぐりの終点となった江の島の弁財天