ゆず湯

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[風を感じ、ときを想う日記](231)12/22
ゆず湯

 朝は6時46分、夕方は4時32分。これは、冬至にあたる昨日の、東京での日の出、日の入りの時刻である。これからいくと、昼間の時間は9時間46分ということになり、これが一年を通しての最短時間ということになる。

 この日、ホームコースで行われる今年最後のゴルフ競技会、「ラスト・コール杯」に出かけていった。7時過ぎには家を出たいと思っていたが、早く出かけるからといって犬の散歩を放り出していくわけにはいかない。渋る犬を引っ張って、まだ暗いうちに近所を一回りしてきた。

 この日はお天気もよく、冬至にしては信じられないほど暖かかった。先々週のこのコースの競技会はグリーンが凍りついて中止、先週の高校同窓会のコンペは寒さと大雨で取りやめとなった。そんな後だけに、三度目の正直は素直に楽しむことができた。

 日の出とともに気温はどんどん上昇し、ピークには20度近くにまで達した。これは、南からの風が暖かい空気を運んできたためだそうだ。しかし、暖気もちょっぴり度が過ぎたようで、強風となって終日吹き荒れた。雨も嫌だが、強い風に泣かされるのもアマチュアである。

 入賞など望むべくもなく、足元の明るいうちにと帰宅を急いだ。期待通り、自宅には家内の用意してくれたゆず湯が待っていた。