遅い日の出

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[風を感じ、ときを想う日記](1010)1/11

遅い日の出

 

 相変わらず日の出が遅い。6時過ぎに雨戸を開けたら、やせ細った月が南東の空に名残りを留めていた。冬至を過ぎて20日も経つのだから、もうぼつぼつ日が長くなってきてもいいのではなかろうか。そこで、日の出や日没時刻について、成人の日の東京の場合を基準におさらいしてみた。

 

 今日の日の出時刻は6:51で、一年で一番遅い1月上旬のままである。日没時刻は 16:47で、一番早く日が暮れる12月上旬の16:28より19分遅くなっている。したがって、昼間の時間は9時間56分と、12月21日の冬至の日より11分長くなっている。ちなみに、冬至の日が一番遅く夜が明け、一番早く日が暮れるわけではない。両者には、それぞれ半月以上のズレがある。

 

 このように、昼間の時間は12月21日の冬至を境に少しずつではあるが長くなってきている。それに比例して、暖かさも戻ってきていいはずだが、タイムラグから寒さはむしろこれからが本番となる。地球は大きく重量もあるため、冷えるにも暖まるにもそれなりの時間が必要なようだ。

 

 それでも、木や花たちは、お日様の光の変化をしっかりと感じ取っているようだ。近隣でも、白梅や紅梅が咲き、蝋梅が名乗りを上げ始めている。巣ごもりの副作用に負けまいと、懸命にウォーキングに励む私たちを、両手を広げて応援してくれているようでなんとも頼もしい。

 

[参考・・東京の場合]

日の出の遅い日

 1/1~1/13     6時51分・・冬至の日より4分遅い

日の入りの早い日

 11/28~12/12 16時28分・・冬至の日より4分早い

昼間の時間の短い日

12/18~12/26  9時間45分・・中心が12/21の冬至

冬至12/21

 日の出    6時47分

 日没    16時32分

今日1/11は

 日の出    6時51分・・まだ底を脱し切れていない

 日没    16時47分・・底に比べれば19分遅くなった

 昼間の時間  9時間56分・・底に比べれば11分長くなった