[風を感じ、ときを想う日記](167)5/20
小満
一昨日の日曜日、高校同窓生とゴルフを楽しんだ。いつもの荒川の河川敷である。すぐそばの、浮間公園の緑はすっかり濃くなっていた。この日は薄雲が広がっていたが、それでも結構暑かった。自宅に帰って鏡を見ると、顔や腕など衣服から出ている部分が赤く日焼けしていた。
今日は立夏最後の日、そして明日とそれからの半月間は小満にあたる。小満とは、万物がしだいに成長して、天地に満ちはじめるころのことをいう。麦の穂が色づき、蚕が桑の葉を食べはじめ、紅花が咲き誇るころともいわれている。
それが過ぎると大満になるのだろうと思ったら、二十四節気にはそんな季節は見当たらない。小暑・大暑、小寒・大寒、さらには小雪・大雪とそれぞれ小と大が対になっているに・・と少々不満である。
ところで、昨夜からの嵐は相当なものであった。雨が地面を激しく叩いていると思ったら、それに強風まで加わって大嵐となった。発達した低気圧に、台風4号が後押ししたようだ。朝の出勤時間帯に交通機関は乱れに乱れ、利用者は大変な思いをしたようだ。
メイストームと呼ぶにはちょっとずれているような気もするが・・などと書いているうちに、外はいつの間にか静かになっていた。