七福神スタンプラリー
昨日の事実上の初雪を挟んで、一昨日と今日、七福神めぐりのスタンプラリーに出かけてきた。市内にある８ヵ所の神様を、この２日間で全部まわった。自宅から近い４ヵ所は徒歩で、遠方の４ヵ所は車を使った。七福神なのになぜ８箇所かというと、毘沙門天様が２ヵ所あるためだ。
案内書によると、このスタンプラリーは今年で１１回目になるそうだ。市の観光協会の主催というから、観光振興の一環として始めたもののようだ。１月中に指定の七福神８ヵ所を全部まわったら、記念のタオルが１００円でわけてもらえるという。記念品はともかく、期限以外まったく制約がないのが好ましい。
昨年、近所の駅でたまたまこの催物のパンフレットを見かけた。ラリー用の、スタンプ用紙のついた案内書である。２～３ヵ所お参りしてみるつもりで始めた。ところが、２つ３つとスタンプを押しているうちに、空いている欄が気になりだした。とうとう２日間かけて全部まわってしまった。
人間などというのはおかしなものだ。昨年参加したので、今年もそうしなければならないと考えるようになる。それどころか、黙って見過ごすことができなくなっている。そして、スタンプを押しはじめると、今度は欄を全部埋めないと気がすまないという心理状態に陥ってしまう。
それでも、こんなことでみんなが幸せになれればおやすいことである。
※エッセイNO,１５７「七福神めぐり」（2007年1月21日づけ）もごらんください。
※写真は、藤沢市観光協会発行の案内パンフレット（表紙）とスタンプ用紙（見開き）
