春の彼岸のお墓参り

[風を感じ、ときを想う日記](1245)3/18

春の彼岸のお墓参り

 

 今日は、よく晴れてはいたが、強風が音をたてて吹き荒れていた。彼岸まであと2日、ぼつぼつ墓参りに行くタイミングだとは思っていたが、どうしても躊躇せざるを得なかった。それでも、天気は下り坂に向かう一方だという。墓園内の桜の様子も気になる。かくして、とにかく思い切って出かけることにした。

 

 墓園の中央部に臨時出店された3軒の花売りテントは、いずれも結構な賑わいを見せていた。わが家の区画のあたりでは、もう半分くらいのお墓に新しい花が供えられていた。われわれも墓碑の周りをきれいに清掃し、新しい花をお供えした。強風が気になったが、線香を供えご先祖様にあらためて挨拶をした。

 

 記憶が正しければ、この墓園の中央ゾーンあたりのサクラは、昨年は満開だったように思う。お参りを済ませると早速その辺りに足を向けてみた。しかし、どの木も、白い花が数輪見えるだけでまだ裸の状態に近かった。おかしいなあ、あの満開だった記憶は去年の彼岸の時だったはずなのに・・。

 

 自宅に帰って、昨年の投稿記事「お墓参りとサクラ見物」をめくってみた。あのときの4枚の桜の写真はいずれも満開だった。年によって、こんなにも違うのだろうか。確かに、昨年は3月20日に墓参していて、今年より2日ほど遅いことになる。それでも、今年は閏年なので、実質1日早いだけである。年によってこんなにもバラツキがあることを、あらためて思い知らされたしだいである。