顔が痒い

[風を感じ、ときを想う日記](1203)8/18

顔が痒い

 

 今月初めごろのことだった。顔全体が熱を持ったような感じで痒くなってきた。とくに、目や耳のまわりなどの柔らかい部分が、痒みを伴って少しばかり赤くはれ上がっていた。なにかのアレルギー反応ではないかと感じられた。

 

 その印象から、顔の表面というより体の不調が顔の表面に集中的に現われたという感じだった。もう60年以上経験したことはないが、子供のころたびたび苦しめられたアナフィラキシーの前兆現象にも似ていた。その時の私の経験は、「パンを食べて運動をする」と現われる深刻なアレルギー反応だった。

 

 これは皮膚科より内科に行った方がいいのではと考え、かかりつけの内科医を訪ねた。医師は、寝る前に飲む内服薬と副腎皮質ホルモンの塗り薬を処方してくれた。以降、飲み薬は毎日きちんと飲み、塗り薬は暇さえあれば顔に塗っていた。それでも、効果ははかばかしくなかった。

 

 4日経ち、5日経ってはじめて少しずつ効き目が現われはじめた。そして、一週間が過ぎて、やっと全体の痒みがなくなってきた。残るは、耳のまわりだけとなった。どうやら、かゆみの原因は大量の汗だったようだ。

 

 毎週、水曜日と土曜日の午前中、猛暑の中でグラウンド・ゴルフに興じているが、その楽しみの副作用がこうした顔の痒みとして現われたようだ。暑さはこれからも続くようだ。これからどうする?いま悩んでいる真っ最中である。